機関誌『学校保健研究』

 本学会の機関誌『学校保健研究』は、わが国およびアジア諸国の学校保健において、教育学、心理学、医学をはじめとする関連諸科学の知見と方法を総合して直面する諸問題の解明と方策を探求することを目的とした、特徴ある専門学術研究誌です。
本誌は学校保健の専門家のみならず、関連諸学会の研究者、行政関係者、現場の指導的教員においても、教育と医学を結び、教育に科学的基礎を与え、かつ健康教育に教育科学的指針をもたらすことを目的としています。

 学校保健は教育学、医学をはじめ、その周辺領域まで含めるときわめて広い領域にわたります。その中から、学校保健に密接に関与しかつ現代の子供の心身の健康とその教育問題の解明に結びつく緊急課題(薬物乱用、エイズ教育、生活習慣病など)を優先的に取り上げて特集を行うことで、教育の現代的課題に対して学問の側から積極的に支援しています。さらに2,200名の学会員がそれぞれにもつ課題の中で、特に独創的かつ優れた論文を厳密な査読制度のもとで掲載しています。

 近年ではアジア諸国との学問的交流が高まっていることから、これら諸国の研究者の論文も積極的に掲載しており、アジアにおける学校保健学研究の中心的雑誌となりつつあります。

 なお、1年間経過した論文はJ-STAGEにおいて、閲覧することができます。

学校保健研究総索引(1959年-2003年)はこちらからダウンロードできます。